《あきらめよう》と、
何度思った事でしょう。
なのに、
まだこの地に足を浸けている。
弱虫でしょうか。
決断が難しい。
はるか向こうに見える、
答えは何時だって後悔となる。
押し寄せる、波長。
もう傷付きたくないのだよ。
精一杯
だから、
終わらせようか。
見上げる程の広かった空が、
今は、もう天井でしかない。
世界は、狭かったよ。
案外。