会議室へ行った時は既に総司令部の者が集まっていた。
陣『遅かったな。早速だが本題に入る』
会議室は独特の緊張感に包まれている。
陣『現在、我々が占拠しているA1エリアからC6の全18エリアを放棄する事にした。』
スウォーティー『理由は?』
レイジス『これは既に決定したことだ。議論する気はない!』
スウォーティー『議論ではない!理由を聞いているのだ。』
陣『我が艦隊が東シナ海での敗戦により今後、海域付近での戦闘は無期限の延期となった。』
レイジス『既に半分の戦力を海軍は失っているのだ。全滅を避け本部死守が最優先だ。』
紅龍『海軍が機能しないならこの戦、我らの負けだ』
陣『燃料も残り18ヶ月分しか無い。エリアを放棄する代わりに海軍の再生が第一だ!』
陣『これから3ヶ月は守り一辺倒になる。だから呼び寄せたのだ。』
レイジス『今後24時間体制で本部を死守する。各副司令官は交代で攻撃に備えろ!』
会議が終了すると早速グリーズから順に交代で見張りとなる。
グリーズ『守り一辺倒の戦い等聞いたことが無いぜ』
AM2:00 最も危険な時間になった。何かが近づいているのだ。