ただ 僕は言う
君ならどうする?
君は小さく呟いた
あなたと恋に落ちる
そう言った 君の瞳は
まっすぐな瞳をしていた
僕がすぐに消えてしまうと
知っていたくせに
君は
いつも笑顔でいてくれた
だけど
僕より先に
君は消えてしまった
逝かないで
僕が先に逝くから
君はまだ逝っちゃだめだ
だけど
声は 届かなかった
僕はまた
今年の夏を迎える
ひとりで