コウタと付き合い始めてすぐ私は、新しく家をかりた。 客と会っていたところでコウタに会いたくないし、同じベッドで抱かれるなど気持ちが悪い。 ある日、以前住んでた家で片付けをしていると常連客の田淵さんが来た。 彼はタツが居た頃からの関係。 「淋しくなるけど、幸せを見付けたんなら頑張れ」と田淵さんは言ってくれた。 それから片付けに通っている間に家を訪れた客はみな、私の新しい門出を祝ってくれた。
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