エンブレム〜序章〜?―?

S・U  2008-10-22投稿
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「おお、シン。昨日はすまなかったな!勝手に帰ってしまって」
「いえ、別に気にしてませんよ」
「先生、今日は機嫌が良いですね」
怜が言う。
その後の先生の反応。
「む、そう見えるか?そう見えるか!?そう見えるのか!?そう見えてしまうのか!?そうなんだ。私は今非常に機嫌が良い!!
やっと届いたんだ!やっと通じたんだ!やっと願いが叶ったんだ!!願いが叶うというのはここまで人の心を幸福に満たしてくれるとはな!!何と素晴らしい!!
私は今非常に気分が高揚している!!」
「はあ…」
……えーと、うん、取り敢えずスッゴイ喜んでいるのは理解した。
「先生、挙式はいつやるんですか?」
遼が聞く。
「何、挙式?」
「はい」
「…」
バコーン!!
「ぎゃあぁぁあぁ!!」
「ば、ばばはばバカモン!!そ、そんなまだデ、デートすらしたことが無いというのに…!い、いくら結婚前提とはいえ、まだ心の準備というものが…」
「――ってぇ…先生!何で質問したのは遼なのに殴られたのは俺なんですか!!」
「ああ、それはお前のほうが殴り易かったからだ」
「酷い!」
「別に憎いから殴ったんじゃないぞ?純粋な羞恥心からだ」

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