AM2:00〜3:00は攻撃に最も適した時間であり、守る側には不利である。
この時間を狙ってくるのは当然である。
グリーズ『レーダーに写ったものは全て撃て。敵味方は問わない!』
次の瞬間、敵の航空部隊がレーダーに感知された。
シャドーの高性能のレーダーでは従来のステルス戦闘機は10km先でも感知できる。
オペレーター『確認できるだけで120機が向かってます。』
グリーズ『思ったよりは少なかったな(笑)』
ラスティー『手を貸そうか?』
グリーズ『さっさと寝ちまえ。』
外へ出たグリーズは方角、距離、速度を把握していた。
グリーズ『2、3発は喰らうかな・・・。』
グリーズの体から凄まじいオーラが出ている。肉眼で敵機が確認出来た瞬間、そのオーラは放たれた。最初の30機は全て命中。
すぐ後ろに50機が控えていたが、半分が旋回して様子を見ている。
最後尾に付けていた40機は引き返した。
残った戦闘機は一斉に攻撃してきた。それら全てを食い止めながらの戦いである。
気付けば本部に数発のミサイルが直撃していた。
グリーズ『ちっ!』
残った戦闘機を全て打ち落としその日の夜が明けた。