高1秋
(2回目のレイプ)
学校もロクに来ない。
学校に来てても授業は出ない。
警察のお世話になった回数など数えきれない。
こんな私に教師は手を焼いていた。
多分、早く学校を辞めてくれ。と思っていたんじゃないだろうか。
だが、K先生は違った。先生だけは、私をいつも庇ってくれた。
私が警察のお世話になった時も担任でもないのに迎えに来てくれて、いっつも一緒に頭を下げてくれた。
私が地元、鹿児島ではなく熊本で補導された時でさえ先生は車で迎えに来てくれ、また一緒に頭を下げてくれた。