公立の合格発表の日僕は緊張していた
なぜなら彼女と同じ学校かどうかわからないからだ
僕はノートにこんなことを書いていた
「多分違う学校になるから頑張れよ、まぁ一緒やったらまた仲良くしような」
こう書いたからには違う学校の方が都合がいいんだが…
彼女と同じ学校だった
僕は内容なんか忘れてとにかく喜んだ
また同じ学校なんだ
僕は運命としか思えなかった
そして彼女が「また一緒やん」と言った
少し冷めた感じで言ってたが僕にはわかっていた
彼女も喜んでいた
だけど親友として
それが僕の存在なのだ
決して恋愛感情をもってはいけない
近いけれどあと一歩は踏み込めない
だけどとにかく一緒の学校なんだ
僕の高校生活は最高になると思っていた…