夜になれば 4

ネズミスーパーチキン  2008-10-25投稿
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予定の時間から30分も過ぎた。

「先生こないね」

順が呟く

「あーこないな」

僕も呟く

すると、外から何かが聞こえてきた。

ウーウーとなる音は救急車のサイレンだ!僕は何か不吉なものを感じた

「父ちゃん、あれ先生じゃないよね…?」

「まさか…父ちゃんちょっと外見てくるよ」


そう言うと、僕は走って玄関に向かいドアを勢い良く開けた!

ドンッ!

「イタッ!!」

ドアの前にはスーツを着た女性が倒れていた。

「あ、すいません。大丈夫ですか??」

「イテテテ、まったく何すんですか!?」

スーツを着た女性は涙目でこっちを見てきた。
ん、スーツ着た女性?

「あっ、先生だー!!やっときたー」

奥から来ていた順がそう叫んだ。

「えっ、順君?じゃここが尾島さんのお宅!?」


なんとも、30分も遅刻して先生はやってきた。



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