いきなりテンションが上がった樹里にナナとマミゎビックリして 「なに!!??」 と同時に聞いてきた。
「……ヤバィかっこいぃ男発見したぁ!! …しかも、若干タツヒロに似てるし…!」 と、樹里ゎ早速一目惚れをしてしまった。
その男とゎ、学ランを着てロンゲで黒い。 いわゆるギャル男。
樹里のタイプだった。
その男をみたナナ、マミゎ 「えー… カッコイィかぁ?? ビミョーぢゃなぃ??」
ってカンヂで興味がまったくなかった。むしろ2人ゎギャル男が嫌いだった。
それでも、樹里ゎすでに夢中だ。
「どこ高かなぁ?? 彼女持ちかなぁ???」
「たぶん女なんか腐るほどいるだろぉなぁ…… 私なんか相手にしてくれないだろぉーなぁ…」
っと、振られたばかりの樹里ゎ自信をなくしていてなにもすることが出来ずにいた……。
その日から、帰りの電車をその男が乗る時刻に合わせ、樹里も家に帰ることにした。
今日ももちろん同じ電車…
今日ゎ他校の友達と偶然会い、一緒に帰ることにした。