コンビニで経済新聞を買い求め、毎朝ドトールに寄りコーヒーを飲む。
そんな生活が当たり前になり、朝の定例をそつなくこなし、会社へと向かう。
私は40になったばかりの、いわゆるおじさんだ。スーツを装着し、ビジネスカバンなるものを持ち、たまには残業もこなす。
どこにでもいる会社員だが、、、
ついひと月前に、事態は急変した。
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私はベテランに入る人種らしい。よって、新人育成という役が加わった。
新人、、、彼女は大卒で、髪が長くて、、、
いわゆる外見は、今風のOL、、、元気な子、という印象。
新人特有?の失敗をした彼女を、私が慰めたり、尻ぬぐいをしたご褒美?に見事彼女を射止めたのだ。
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会社が終わり、今日の予定は、、、っと。
会社から少し離れた喫茶店へ向かう。
まだ、会社の人間に公表していないからだ。
そして、カフェという空間が苦手なため、喫茶店を選んでしまう、、、
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遅れて彼女が入ってくる。
「コーヒーとパスタね」冷たい水を一気に飲み干し、「お冷やおかわりね」ウエイターが下がっていく。
やがて運ばれてきた料理を彼女は満足げにほうばる。そんな彼女を見て私は若さを感じ、そっと財布を確認するのであった、、