だいちゃんはあたしの学校に転校してきた。
そして思ったとおり、あたしとだいちゃんはいつも一緒にいた。
「空、また授業さぼってんの??」
カワセンに空を連れてこいと頼まれただいちゃんは屋上に来て空を探した。
空は屋上の真ん中で寝ていた。
だいちゃんは空があまりにもきもちよさそうに寝てるので、むかっときただいちゃんは、空の耳元で
「そ・ら!!」
と怒鳴った。
『わぁ!!!だいちゃん!?びっくりするじゃんっ』
「空のせいで俺つかわれるんやけど!!」
『だいちゃんも一緒に寝よーよ』
「あー(怒)……まぁいっか」
「あいつら遅くないか(カワセン)」
ZZZ……
空はのりのいいだいちゃんが好きになってきていた。