レイジス達が向かったのは連合軍の重要拠点。
西の要となり攻撃の最前線となっているグアム島である。
レイジス『毎回ながら言っておくが、奇襲とはいえ向こうが攻撃するまで待て。よいな？』
艦長『レイジス司令官のおっしゃるとおりだ！まずは敵戦艦及び空母の上空で包囲し、攻撃してきたあと一斉に戦闘開始だ！』
レイジス『先に手を出した方が悪い。奴らの持論だ（笑）』
艦長『我が軍の燃料事情は知っているだろう。失敗は許されん！』
間もなく肉眼で島が確認できるところまで来た。
艦長『全パイロットは出撃準備』
各パイロットは早急に戦闘機に乗り込んだ。
第一陣は50機が出撃。
続いて第ニ陣が10分遅れで30機出撃した。
グアム沖に停泊している戦艦はおよそ186隻。
既に戦艦の上空を50機の戦闘機が待機している。各艦隊の乗組員は何が起きたのかも分からず戸惑っている。
そして次の瞬間、恐怖に耐え切れなくなった敵戦艦から砲弾が撃たれた。
戦闘機は軽々交わし、待ってましたとばかりにシャドーの一斉攻撃が始まったのである。
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