今日は、この前知り合った結佳と初のデート。
「彼女とかいなかったんですか?」
僕はいないと言いたかった
でも
嘘もつきたくなかった
「あっ、はい。いちよいます」
「そうなんですか…」
「でも、その彼女はなんかお金目当てみたいな気がするので何というか…」
「私はそんなことないので安心してください。」
僕は、この人に夢中になっていく気がした
その後も、結花とは何を話しても楽しかった
帰宅して僕は、彼女に言った
「もぉ俺と別れてくれないか?」
「いやよ」
「だって君は金目当てだろ? もうそういうのはいやなんだ」
そういうと彼女は白い用紙を一枚見せた
「これ、あなた達が会社でやっている不正よね?」
「なんでこんなものもってるんだ?」
「理由なんか関係ない。私と別れるっていうならこれバラすわよ」
初めての恋に、大きなセキュリティーがかかってしまった
続く