駐輪場に着いた時にはまだ生徒があまりいない。
ｶﾞﾁｬﾝｯ…―!!
自転車を置いた甲斐とあたしは下駄箱に向かった。
「お前さァ〜（笑）
小さいよなぁ!!?」
ふと気にしている事を言われたあたしは，
『ひ，人が気にしてる事言わないでよ!!
甲斐の馬鹿ァーｯ!!』
そう言ってあたしは甲斐の胸をポカポカ叩く。
「痛くねーし（笑）
まぁ気にすんな!!そのままでも頑張れる!!」『可哀相なｶﾝｼﾞで言うなァーｯ!!』
他愛のない話しをしていた。
甲斐とあたしはずっとクラスが同じ。
しかもこの前の席替えで隣になったし（笑）
まぁ楽しいｶﾗいいけどね!!
その時，
「涼子おは〜!!」
親友の千晶が朝練を終えて教室にあがってきた。
『千晶おはよう!!』
元気良くあいさつをしてみた。すると，
ギュｯ…―!!
『ち，千晶ｯ!!?いきなりどうしたの（笑）』「可愛い〜〜（笑）
本当にあたしの親友がこんなに可愛くて良いのかしらァ!!?」
『可愛くないｶﾗ//////何言ってんの!!?』
頬を赤く染めてあたしが言う。
「だから!!そういう行動が可愛いって言ってんの（笑）背も小さいし!!ミニミニ（笑）」『それ甲斐にも言われた〜（笑）そんなに小さいかなァ??』
「お前さ（笑）何センチなんだよ!!?」
甲斐が話しに入って来た。
『151センチ…』
「「小さｯ!!?」」
クラス全員が声を揃えた。
「お前小さすぎだろ（笑）」
「ﾔﾊﾞｲわァ（笑）」
「「ﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲ（笑）」」
クラスの皆があたしに向かって様々な言葉を投げ付けて来る。
『///小さくないもん!!皆して言わなくてもいいぢゃん!!?』
「つい本音が…」
口を押さえてあたしに言ってくる甲斐。
『甲斐…??』
「まぁ大丈夫だって（笑）なｯ皆!!?」
「「大丈夫!!」」
笑いながら皆が言って来た。
『大丈夫ｶﾅ〜??』
いつまでも心配していた（笑）
[353] 
[0] 
[0]
