「はいッ!これ俺のアドレス!送ってきて」
タカシはノートの端っこをちぎったような紙切れを私の方へ突きつけた
「あの・・急に言われても困るし・・あなたの性格とかもちゃんと知らないし」
タカシはヤンキーでいかついケド本当は優しいと噂で聞いた事あるが信じられない!!
「急にごめんな・・じゃ、自己紹介からでッ☆俺タカシ!!皆からはタカって呼ばれてるからナナミちゃんもタカって呼んでね」
子供みたいな無邪気な笑顔で言った
「分かったよ・・ぢゃ今日送る・・」
私は紙切れを受け取ったアドレスは簡単だった
隣を見るとポカーンと口を開けたユカがこっちを見ていた
家に帰ってメールをしてみた
From:ナナミ
【今日紙切れもらったナナミです!急でビックリしたケド・・・これからよろしくお願いします☆】
From:タカシ
【今日は急にゴメンな!一回ナナミちゃんと喋って見たかったんだ♪
こちらこそよろしくなッ】
こんなメールがズット続いた。意外に気が合う相手だった。
好きな歌は〔純恋歌〕
好きな芸人は〔さんま〕
予想以上に仲良くなってお互いに呼び捨てで呼ぶようになった☆☆