目が覚めると、浩輔クンがいた。
「優美、おはよう。優美はホントに、香水がないと眠れないんだなぁ。」
「おはよう、浩輔。香水のピーチ&ピーチの香りがないと眠れないよー。」
「おまえは、ホントに変なやつだなぁ…。」
「変なやつで悪かったね。」
「まぁいいけどよ。
そう変なやつがいてもな。
」
「でしょう?いいでしょう。」
「この後、サッカーやりに行くぞ。」
「ハーイ。」
………………………。
「あーぁ。楽しかった。」
「あーぁ。そうだな。」
「浩輔、北斗七星、見つけた。浩輔、見える?」
「ようちだなぁ…。おまえは。見えないよ。
東京、空気が汚いからなぁ。」
「あーぁ。残念だなぁ…。」
「そろそろ、行くかっ。
よし、帰ろう。」
「うん。帰ろう。」
「唄を歌って帰ろう。何がいい。」
「何でもいいよ。浩輔が決めて。」
「じゃ、いつかのメーリクリスマスでいい。優美は、歌、知ってるか?」
「何それ、知らないよー。そんな歌なんて。」
「じゃ、聴いててな。」
………………。
浩輔クンは、歌って家まで着いた。
………あれ!?………
優美は、目が覚めた。
今のは、全部、夢だったのです。