レイジスが突然言い出した奇策に、艦内はざわめいている。
そこへ本部からの無線が入り直ちに帰還せよと命令が入った。陣からだ。
レイジス『何でもお見通しか・・・』
数時間後、本部へ着いたレイジス達は英雄扱いだった。
陣『あそこまでやるとは予想外だった。』
レイジス『オレの事は見抜いていたのに?』
この戦いで大勝利をおさめたシャドーは、南太平洋全域に再びエリアを拡大し始めた。
国際臨時ニュースが入る。
『昨日、テロ組織シャドーが連合軍のグアム島軍事基地を襲撃。』
レイジス『早速やってるな(笑)』
『この攻撃は奇襲であると連合軍側は説明しております。』
レイジス『報道とは、いつの時代も嘘ばかりだな。』
陣『気にするな。奴らには正義は無い!』
ラスティー『オレも行きたかったな〜グアム。いやでもハワイも捨て難いか。』
レイジス『遊びに行ったんじゃないんだぞ!』
ラスティー『怒るなよ〜』
これより数週間、互いに膠着状態が続いた。