トモが好きなんだ。
トモの太陽みたいな笑顔が好き…。
トモのいつでも元気な声が好き…。
一緒にいたい…。
でもごめんね。…トモ…
しばらくトモとはメールのやりとりをして
また休憩室で出会えば話をして…。
幸せで…幸せで…
いつまでも続けばいいのになぁ。…って。
でも続かなかった…。
私は仲良しのアイから
突然の話を聞いた…。
私からひつこくメールが来ていて困る………。
…とトモがみんなに
言っているらしい。…と。
なんで?
…トモ…。なんでよ。
私はショックだった…。
トモと私はもしかしたら
付き合えるかも…
…と、思えるくらい
お互いにお互いを大切にしていた。
私が段ボールをいっぱい持っていたらすぐに手伝ってくれたし…。
納品が大変だと休みなのに来て手伝ってくれたし…。
それなのに…なんで…?
アイの話を聞いていくと…
まわりに冷やかされた…。噂になってる…。
そんなことで…。
強がる必要があるの…。
私がトモにメールをすることは誰もが知っている。
トモが迷惑して困っているのも誰もが知っている。