☆愛おしい人☆

 2006-06-16投稿
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甲斐Side―\r

「佳祐…お前が言ったとおりかもしれねーわ(笑)」
「はッ!!?」
「俺は逃げてるだけなんだよ…涼子や自分の気持ちカラ…」


佳祐は何故か何も言わなかった。

「俺なんかが涼子を幸せに出来るのかわかんねー。でも…好きだわ(笑)涼子の事…だから佳祐…お前に涼子は譲れない!!」

甲斐の真剣な表情に安心したのか…
佳祐はクスっと笑った。
「そこまで思ってんなら大丈夫だな(笑)でも…もし涼子を泣かしたりしたら俺はぶん殴りに来るカラな!!」
「泣かせたりするかよ(笑)」

そういってお互いの拳をぶつけ合った。


泣かせるわけねーよ。

どんな事があってもあいつを守ってやる…



絶対に



離さない…


佳祐の後ろ姿を見ながら甲斐は誓った。






今日




ちゃんと伝えよう…



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