「シンディへ。 君がこの手紙を呼んでる頃、僕はきっとヨーロッパへ向かう船の中だろう。 僕の元にも徴兵書が届いたんだ。 僕は君が悲しむ姿を見たくない。 だから、こうして手紙に綴る。 君を支えられなくてごめん。 きっと、元気にルイスの遺品を持って帰るから心配しないで。 親友 フランクより。」 シンディの元に届いた手紙にはこう綴られていた。 シンディは涙を流し、親友フランクからの手紙をたたみ胸に抱いた。 “神よ。どうか、護慈悲を”と祈った。
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