未来は皆の手の中

ミサキ  2008-11-06投稿
閲覧数[473] 良い投票[0] 悪い投票[0]

キーンコーンカーンコーン…

1限目。…数学ぅ!?
うわぁーやだぁ…。

あたしの思ってる事は
皆も同じようで。

「かったりぃ〜上原せんせー!俺早退するカラ〜」
「ちょっ…!隼人!」
「あ゙?んだよ」
「上原先生?も初めてなんだからさ、一日くらいいてよ!!」

あたしは隼人の服の裾を引っ張りこそっと言った。
「朝倉!!」
上原先生?の声。
「別にいいんだよ。授業がかったるいなら早退すればいい」
「はぁッ!?何それ!上原先生バカなんじゃないの!?」
あたしはムカついて
教師相手に怒鳴ってしまった。

「君たちは、数学より何の授業が好き?」
「あたしは…世界史かな」「私も世界史です」
「俺も〜!!」
「僕もです」

皆が次々に口に出した。すると先生はあたしにも聞いた。
「朝倉は?」
「は?………世界史の方が好き」
上原先生はそれだけ聞くと、笑みを浮かべた。

「…よしっ!!これから世界史の授業をする!!」
「「……はぁ!?」」
「朝倉。世界史の教科書と数学の教科書出して」
「…はぁ」
言われた通りに出した。先生はそれを取ると横に並べた。

「数学の教科書はボロボロだけど、世界史の教科書はキレイなままだろ?つまり、世界史の授業はあんまりしてないって事なんだ」

「へぇ…そういやそうだ」「梨歩!!」
「…何よ!あんた帰ったんじゃないの?」
「…やっぱりいる事にした」
くすっ♪

結構…いいかもね。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ミサキ 」さんの小説

もっと見る

学園物の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ