天使が舞い降りた時

真弓  2008-11-06投稿
閲覧数[265] 良い投票[0] 悪い投票[0]

絵里がトイレに駆け込んで見たもの…それは陽性反応を示した検査薬である。


しかし検査薬での反応はあくまでも参考なので病院で検査するまでは確定じゃない!


夜帰宅した祐二に話したら
「や!やったぁ〜!」
と飛び上がって喜んだ。


「でも病院で検査するまでは確定じゃないのよ?」


「そっかぁ〜…」


「とにかく明日病院に行ってみるね!」

「うん」


絵里も祐二も不安な一夜を過ごした。


そして次の日絵里は病院にいた。


検査の結果は?


「おめでとうございます。赤ちゃんいますよ?」


「本当ですか?」


「うん。だけどあなたの場合は子宮が不安定だから流産する可能性が高いの!」

「流産…」


「死産するかも知れない…だから安定期に入っても出産までは慎重にいきましょう!」


「はい…」


しかしこの喜びが長くは続かなかった。

続く

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 真弓 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ