「ま、舞・・・っ?!」
「何でそんなに驚くの?」
隣にいた凛が言う。
「ま、ココでの立ち話はなんだ。中に入れよ」
啓吾達は家の中へと入った。
「御前ら、それを探してんのか?」
翔はイスに座って言う。
「あぁ。御前がそれを持ってるっていう情報があってな。それできたんだけどな・・・」
「舞が持ってるなんて・・・」
「ぶ、無礼な!舞様を呼び捨てなど!」
凛が怜に向かって大声で言う。
「あ、あぁ・・・。ゴメンナサイ」
「舞様は凄いんだよ!この町に来た悪者を全部1人で倒しちゃったんだから!」
「1人で・・・」
「さすがだなぁ・・・」
「その闇夢玉ってのは舞様が持ってる。それを使って願いを叶えるんだとよ」
「な、なんだって!」
啓吾がイスから立ち上がって言う。
「何?いきなり。ビックリしたじゃん」
凛が言う。
「私達が探してる闇夢玉っていうのはね、願いを叶えたらその人は・・・死んでしまうものなの・・・」
「そんなっ・・・」
「だから、御前らに協力してほしい!」
「え?」
「このままじゃ、舞が危ない!何とかしてあれを壊すんだ!」