平凡な日々に闇は差す。第六話
｢初めまして。ある施設の園長様からいけといわれて来ました。中田静那と言います。私の力はテレポーテーションだけです。お役にたてるかどうか…。｣
静那は可愛らしい声で言った。
｢こんにちは。僕は和也って言います。宜しくね。｣
和也は少し照れくさそうに喋った。
龍一狼は一度会っているので、ぺこっっと軽くお辞儀をした。じゃあ行こう、とみんなの意志が固まった。
そして、その洞窟の手前に辿り着いた。
しかし、ゴゴゴゴゴゴゴと不自然な音を出し、湖の道が埋まった。
つまり、静那、和也、龍一狼は洞窟の中に閉じこめられたのだ。
｢真っ暗だねぇ〜どうするのこれから。｣
と和也は不安そうな声を出し、皆に訪ねた。
｢多分ね園長様が言っていたんだけど、この洞窟の奥にはご先祖様が残した秘伝の書類があるらしいんです。だからこれからその巻物を取りに行きましょうね。和也さん?｣
和也はかなり照れてしまった。
どうやら和也はこの女の子静那に気があるようだ。
しかし、まだ二人はあることに気が付いてなかったようだ。
その事とは、なんとさっきまでいた龍一狼がいないのだ！
その時龍一狼はなんと家に帰れないと言われていたが、
龍一狼自身の?に帰れたのだ。
舞い上がるような思いで、?にいた。
しかし何時間たっても、親と妹が帰ってこない！
流石に心配した龍一狼は携帯の電話番号にかけてみた。
でも、電話は繋がらない。
龍一狼はいてもたっても居られずになり?を飛び出した。
そのころ、和也はというと静那と一緒に洞窟を探索していた。もうそろそろかもしれないと静那はそう口ずさんだ。
｢待って龍一狼さんがいないわ。どうして｣
静那はもうダメだとゆうような顔をした。
｢本当だ龍がいない。どうしたんだろう。｣
和也は二人きりだったことに少し喜びを感じていた。
もしかしたら…と思った、静那。
和也に聞いて龍一狼の?はどこにあるか探っていた。
｢龍一狼の所にテレポーテーションするよ。いいね？私の肩に手をおいて、｣
つづく
[426] 
[0] 
[0]
