今年私は高校に入学した。新しい制服に袖を通した。全て新品だ。 春…中学校の卒業式で私だけ泣けなかった。いじめられたことばかりが頭のなかでぐるぐるとまわっていたからだ。 −「なつみ!学校行こうよ!!」 玄関先に同じ学校を受けた小雪がいた。 「あ、どうしたの?」 私は何で小雪が家に来たのか分からなかった。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用