扉の中には少年がよこたわっていた。すぐさま近付くと胸元が赤く滲んでいた。
「き、君大丈夫か!?」しかし、少年はうめくばかり・・・そこで私はある異変に気付いた。少年が倒れていた場所は道路であった現に私も道路の上にいる。扉も消えている。私は夢をみているのだろうか・・・ふと手に生暖かい液体があたる、血だ。少年の出血はかなり酷かった。私は少年を抱え病院を探した。そして病院を見つけた。まるで病院を知っているかのように素早く病院を見つけたのだ。少年は看護婦に連れられて行った。私は事情を看護婦に聞かれたが私自身記憶がないので通りすがりだと答えた。しかし、私は何故病院が分かったのだろうか?そして何処か少年の顔にも見覚えがある。そういえば看護婦が弟さんですか?ときかれたのは何故だろう?分からないことだられの頭をかきむしる。そして、声がした
「あの少年は君なんだよ」