僕はユミが不倫相手と会ってる日は、全く寝れなかった。
正直辛かった。
でも僕はユミを待つ事しかできなかった。
仲間には、
『歳上の女だから遊ばれてるんじゃない?』
と言われたりもしたが、僕は気にしなかった。
ユミは帰ってくると必ず僕にメールをしてきた。
『ただいま。もう寝てるかな。』
自分の好きな人が知らない男に抱かれているのかなと考えると寝れるわけがない。
『起きてるよ。』
『よかった。今から会えない。』
ユミは僕の事をどういうふうに考えているんだろう。その夜、ユミに会いいつもの海に向かった。