今日もまだ暗いな・・・。
毎日みんな何をしたくて生きているのかな。。 あいつは『夢がある!!』ってそう言いきっていたっけ。 まぁ、いまの俺には関係ない・・・
そう。いまは関係ない まだ暗い。とりあえず眠ろう。
ドラマで目にする小鳥のさえずり・・・なんて、まさかっ笑えるな。 あいつは・・・もう起きてるかな・・・ 不思議だな。俺、朝になると・・・ 『ヤッバァイ!遅刻遅刻遅刻!!あっうわっあの豆おやじ今日もこっち見てるよ』慌ててかけ降りた先には制服姿の友達あみり発見〜 『おはよう新学期だね。あのさっアッタシ、彼氏出来ちゃったんだ。。。信じる?』
『うそ〜ほんとに〜だっれ〜』あみりは一瞬目を細くさせた後に目をウルウルさせてみて、更にこっちをみてる
私はすぐに『えっとね〜・・・まぁっ、嘘だけどね。新学期の前の休み中にさっもし彼氏なんかが出来たら、新学期までに私が言わないと』
『思いませーん!!!』
『いやっそんなに目を輝かせなくても・・・』
『だって昨日までゆりに彼氏居なかったじゃん』
『そうです!悪い〜〜なんか悪いですか?キャハハ』
毎日が明るければこんな日常は気にもならなかった。。。 そう・・・あの日までは・・・
=ハイ出席とります。 赤井光貴、入江大介・・・・・・
『ねえねぇ聞いた?あの噂』
『ごめん。あたし噂とか興味ないの』 『なんでなんでなんで!!あたし達高校生だよ〜噂〜とかあたし達の世代が引っ張らなきゃ未来がないない』 =濱口・・・そこっ!!あみりさん静かにしなさい
『あっスミマセン』
ホームルームの終わりを知らせるチャイムが鳴り響いた・・・
『でっ?』 『でっ??っなに??』
『だから〜』
『だから〜??』
『だからその噂は!!』
あみりはこっちをジ~と見ている
『ゆりさぁ。素直じゃないよね。だから彼氏出来ないんだよ』
『・・・・・・ほっといて』
毎日が楽しく1日1日が、かけがえのない日だった・・・