空き缶を潰して
街へ出てった
君はいつものように
僕を恋の洞穴へと連れて行く
ちょっと待ってよ
君は離さない
君の手は少し力強くて
僕は君の流れる髪に見とれる
僕の心わかってんの?
もしわかってたら君は
最低最悪な女だ
だけどそんな君が好きな僕は
もっと最低最悪な男だろう
ちょっと待って
ちょっと待って
僕のこの気持ち
いまだに
君には言えない