魔法の種

ネナ  2008-11-13投稿
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「こんばんわ」

私ネナが、彼ヒコと初めて交わした言葉

それが ネナの人生を変える 素敵な種との出会いでした。

ヒコと出会った日の話。

私は夕方から 友達の樹里と明日香と飲み会にでかけてました
相手は、なんかカッコつけたサーファーくんと、大きな夢を語る土木作業員くんとバツイチの私より五つ離れた熊みたいな人。
そんな相手に興味のない私は、つまらなそうにお酒を飲み、食べ、の繰り返し。

樹里も明日香も楽しそうにしてたけど、私は帰りたくて仕方なかった。

つまらなそうにしている私に、突然サーファー男がからんできた!

「おまえさー。さっきから何なの?態度悪くねぇ〜?ってかさぁ〜お前見るからに金って感じだなぁ?」

「ネナの事、よく知りもしないくせに 勝手に人の事見た目で決め付けてんじゃねぇよ!」

そこからそのサーファーに枝豆を投げ付け 投げられの繰り返し。
私の友達と相手の友達が 止めに入り 場が悪くなって どうしようもなくなった店をあとにし バツイチの熊さんに 女三人送ってもらう事にした。

車の中ではこんな会話

「あの男マジ最悪じゃん!なんで明日香あんな男と知り合いなの?」

「あんな奴だとは思わなかったし〜うちには優しいだよ」

「まぁまぁ飲み直すか」

「ネナの男友達のタケ呼ぼうよ!今何してるか電話して」

「オッケー」

電話をかけてみると タケも飲み会だったらしく 今はバイバイして 男四人でいるとの事。

まだ飲み足りないと 意見が一致、会う事になった。

待ち合わせまでタクシーで行ったら、タケが迎えにきてくれた。

「久しぶり。元気だった?」
タケは優しい人で 頼れる相談相手。
嫌な事の後だったし、なんか顔みてホッとした自分がいた。

「あれ?友達は?」

「向こうのコンビニでラーメン食ってるよ」

「そぅ・・じゃあ行こッ」
とタケに案内されて歩いていると 交差点の横断歩道をラーメンすすりながら 歩いてくる男3名発見。
「こんばんわー」

なぜだろう? 他の二人の顔もみないうちに、私の瞳に彼が飛び込んで来た。

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