『妖…精?』
「うん(^^)妖精だよ♪…あの…いきなりで申し訳ないんだけど…あなた達の力を貸して欲しくて…」
『あたし達の力を?』
「うん…」
『どういう事…?』
「実は…妖精界の女王様のビーズのブレスレットが、全て人間界に飛び散ってしまったんだ…。そのビーズ1つ1つには、いろんな力を持った妖精がついているんだよ。だからそのブレスレットがない間は、一般妖精達はそれぞれの力を使うことができないんだ…もちろん38個全てのビーズが見つからない限り、ブレスレットの力は発揮できないんだよ(/_;)だからお願い!ビーズを探してほしいんだ!見つけたビーズはそのビンに入れて保管しておけばいいから…お願いだよ!ビーズを探して!」
『話が唐突すぎて…意味わかんねーよ。だいたいなんで俺たちがお前ら妖精のために…――『あたし達で探すよ!!スタートくん!!』』
『はッッッ!?浅倉お前ッ』
『だってかわいそうじゃん!』
『かわいそうっつったってお前…』
「いいんですか!?ありがとうございます!!…あの…名前は?」
『あたしはかれん!!よろしくね♪』
『ハァ…俺は健人…』
「かれんさんに、健人さんですね!!よろしくお願いします!」
『よろしくね?スタートくん?超ちっちゃいねぇ〜?まじ可愛い〜?』
『可愛いってお前…』
そんなこんなでビーズ集めをすることになった、かれんと健人。
どうなる事やら…
つづく