私は後ろを振り向く、そこには誰もいない。ガツンッ!激しい痛みが後頭部を襲う。そして最後に私が見たものは紛れもないニヤリと笑った“私”だった・・・・・・・
私はどうしたのだろう。たしか私は自分に殴られて・・・・その時明らかに私の脳に異変が起きた。
「ぐ、ぐがぁぁぁあ!」
頭に直接情報、が叩き込まれてくる!なんだこれ!?これはあの少年だ・・・・・いやこれは私なのか・・くそ!なんだというんだ!記憶が記憶が・・・・溢れる!
「はぁはぁ」
息が詰まる。記憶が混乱しているがどうやら私はあの少年で天野シンヤであっているが6歳から12歳までの記憶が一気蘇ったらしい。私は・・・どうしてしまったんだ。またあの個室に戻っていた・・・・
「まだまだ壊れんか、まぁいいこの体は私の物だ。ふ、ふふふふ」