「んんん〜んん〜んんん」優美は、超ーテンションが上がってる。今日は、浩輔とデートだから。
………………。
「浩輔〜〜。」
「おっ!優美、元気そうだなぁ‥。」
「当たり前じゃん。だってこんなに近くにいるのに。」
「そうだよなぁ。」
「うん。浩輔〜、マリンワールド水族館に行きたい。」
「よし、優美の好きな所に行こう。」
「行こうーーー。」
浩輔の車で、30分かけてマリンワールド水族館に着いた。
『到着!!』
「ねぇー、早く車、おりよう。」
「おりよう。おりよう。」浩輔が、優美の手を握った。
「浩輔の手、温かい。」
「そうだろう。」
「うん。」
「寒くないか?」
「少し、寒い。」
「大丈夫か?俺が、温めてやる。」
「ありがとう。でも、大丈夫だょ。」
「いや。ダメだ。風邪、ひくだろう。」
「分かりましたぁーー。」浩輔は、自分が着ていたコートを優美の肩に、かぶした。
浩輔のコート温かい。
「浩輔のコート温かいよ。」
「当たり前だ。」
「浩輔、もう帰ろう。」
「もう、帰るの。早いなぁ。おまえは。」
「いいじゃん。早く。」
「はい、はい。」
優美の家に着いた。
………………。
目が覚めると、もう、朝だった。