男は携帯を私から取り上げたあと、こう言った なぁ・・・・・・ 夢ってそんなに夢中に慣れるのか。
男は少し涙を浮かべてそう言った。
『うっうん・・・私はね・・・だけど』
・・・・・・
俺には何もないな。
しばらく沈黙が続いた・・・
それから、またしばらくして、私は重い口を開いた
『これからどうするの?』
ん?
『あんた・・・人殺したんだよ・・・絶対に捕まるんだから・・・』
そうだな・・・ まぁ 毎日が暗かった日々だし。アイツにとってはぁ、明日もないだろうし・・・
ザーーザ==本当はなァ・・あ キッきみを一番最初に・・・でももゥおソい==ザーーザ
私は目をこすった・・・
この男が、映像の中にいるかの、錯覚に落ちいってしまいそうだ。。
『ねっねぇ・・・』
『ねぇ・・・てば』 『あああっ!!!ンなんだよ!!!てめぇっ!』
男は目をギラ尽かせ、私に殺気をも放ち!!近づいてくる!!
私は一瞬にして腰が抜け、その場に座り込んでしまった・・・
にっ逃げなきゃ!!気持ちだけが先走る!!
男は近づき、ついに、私の首に手を伸ばす
『お願い。。夢を、私の夢を摘まないで。』
手を伸ばした男はハッとした様子で、私をみていた
『ァ・・っ紗耶香・・・もっ戻ってきたのか・・・ずっっとずっと会いたかったんだ。』
そう言うと男は私を優しく抱きながら、震えている・・・・・・
そして泣いている・・・・・・
そのまま男は寝てしまった・・・。
私はその場をそっと後にし、 見知らぬ場所から、家路へ向かった・・・・・・。
『ただいま・・・』
『ゆり、あんた今日どうしだの!学校も言ってないみたいだし、携帯はでないし』
あっ・・・携帯取られたままだ・・・
私は明るく振る舞うように
『お母さん今日ね。携帯落としちゃってさぁ!ずっとずっと探したんだよ〜笑えるよね〜今まで探してないんだから!!お母さん今日のご飯何々??もぉ〜携帯なくしてゴメンナサイ。ゆるしてね。』