魔法の種

ネナ  2008-11-16投稿
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「そろそろ帰ろうか?」

タケの言葉に頷いて みんな席を立った。

タケ達四人は朝一番でサーフィンしに行く為 駐車場に止めた車の中で仮眠するらしく うちら女三人はタクシーで帰る事に。
タクシーを待ってる間  ネナはずっとヒコと話をしてた。

「ネナちゃんってちっちゃいねッ」

「うん。身長153センチなんだっ」

「俺ちっちゃい子好きなんだよねー」

「?」

それって 気があるって事なのかな?って思いつつ私は既婚者 やたらに連絡先を交換する事はしない 結婚してからは ずっと 信用できるまでは連絡先を交換する事はないのだ。だから男友達はタケともぅ一人だけ。

「あっタクシー来た」

「じゃあヒコ、また会えたら 会おうね♪」

「おぅ また会えたら」

そぅ言葉を交わして その場を去った。

「楽しかったねー」

「ネナが一番楽しそうだったよね〜うちら眠いし」

「ネナ番号交換したの?ヒコくんと?」

「してないよー(笑)」

「楽しそうだったのにねぇ〜まぁいつもの事だね〜楽しく飲めればそれで良いかッ」

でもその時 少し後悔 なんか いつになく凄く気分がよくて 癒されていたような 変な気持ちが 胸をしめつけていた。

家に帰りすぐ就寝。

昼頃起床。

いつものように家事を始めた。
掃除して遅めの洗濯 買い物に行って やっとテレビをつけ床にゴロンとした。
メールの着信音
タケからだ。

「おつー。夜中一緒に飲んだヒコわかるよな?メアドと番号教えてくれるか 聞いてって言われたけん いいか?嫌なら断るよ」

私は?
なぜか?
迷わずに・・・・

「いいよ(^O^)楽しかったしー♪友達になりたい」

と返信した。
なぜだろう、
何も知らない奴なのに。

少し経ってから ヒコからメールが来た。

「携番メアドありがと。また遊ぼう」

「こちらこそ ありがとうまた遊ぼうね。」

そんなやりとりをして 少し時間が経過
またヒコからメールが来た。

「電話で話せる?」

そのメールを読んだ私は
なぜか 迷う事なくヒコに電話をかけてた。



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