「そろそろ帰ろうか?」
タケの言葉に頷いて みんな席を立った。
タケ達四人は朝一番でサーフィンしに行く為 駐車場に止めた車の中で仮眠するらしく うちら女三人はタクシーで帰る事に。
タクシーを待ってる間 ネナはずっとヒコと話をしてた。
「ネナちゃんってちっちゃいねッ」
「うん。身長153センチなんだっ」
「俺ちっちゃい子好きなんだよねー」
「?」
それって 気があるって事なのかな?って思いつつ私は既婚者 やたらに連絡先を交換する事はしない 結婚してからは ずっと 信用できるまでは連絡先を交換する事はないのだ。だから男友達はタケともぅ一人だけ。
「あっタクシー来た」
「じゃあヒコ、また会えたら 会おうね♪」
「おぅ また会えたら」
そぅ言葉を交わして その場を去った。
「楽しかったねー」
「ネナが一番楽しそうだったよね〜うちら眠いし」
「ネナ番号交換したの?ヒコくんと?」
「してないよー(笑)」
「楽しそうだったのにねぇ〜まぁいつもの事だね〜楽しく飲めればそれで良いかッ」
でもその時 少し後悔 なんか いつになく凄く気分がよくて 癒されていたような 変な気持ちが 胸をしめつけていた。
家に帰りすぐ就寝。
昼頃起床。
いつものように家事を始めた。
掃除して遅めの洗濯 買い物に行って やっとテレビをつけ床にゴロンとした。
メールの着信音
タケからだ。
「おつー。夜中一緒に飲んだヒコわかるよな?メアドと番号教えてくれるか 聞いてって言われたけん いいか?嫌なら断るよ」
私は?
なぜか?
迷わずに・・・・
「いいよ(^O^)楽しかったしー♪友達になりたい」
と返信した。
なぜだろう、
何も知らない奴なのに。
少し経ってから ヒコからメールが来た。
「携番メアドありがと。また遊ぼう」
「こちらこそ ありがとうまた遊ぼうね。」
そんなやりとりをして 少し時間が経過
またヒコからメールが来た。
「電話で話せる?」
そのメールを読んだ私は
なぜか 迷う事なくヒコに電話をかけてた。