俺の予感は的中した…。
彼女の家も母子家庭だったでも母親が昨晩、他界したようだ…。
だから深夜まで働いてたのかな…。
彼女の涙はウソでも…。
夢でもなかった…。
紛れもなく事実…。
その4日後…。
歌詞を付けた曲は
補欠選考に残った!
締め切りギリギリだったがなんとかセーフ!
初めて達成感を味あった!そして二次選考…。
三次選考も通過し
奇跡的に本選に
残った!
本選はラジオの公開オーディションとなって
審査員と会場のオーディエンス投票で一位を決めるものだった!
その前にセミ・ファイナル…。色々と手間がかかるもんだな…。
俺はセミ・ファイナルの
ステージ脇へ…。
緊張MAX!
ギターのチューニング…
声もオッケー…。
よし…。
回りはいかにもミュージシャンですって感じだな…。テンパる…。
俺の番が来た…。
司会者から
「お名前は?」
(しっしまった!…
名前ゆーと俺だとバレる
俺はおもいっきって!)
「ザ・バンジャマンズ!
です!聴いてください!」と言って歌い出した!
無我夢中でいつ終わったのかわからない…。
とりあえず
「ありがとうございました!」と言った事だけ覚えてる…。