暗殺者

吉尾ヤスハル  2008-11-17投稿
閲覧数[262] 良い投票[0] 悪い投票[0]

曇天の下、男はビルの屋上に立っていた。
全身をおおう薄汚れたフードコートが強風になびいている。
屋上の縁に立つと群衆に混じってターゲットが目に映る。その瞬間男の顔に不気味な笑みが浮かんだ。
男はコートに隠すように持っていた狙撃銃の先をターゲットに向ける。
胸の高鳴りもなく、トリガーは引かれた。
パシュッ
サイレンサーを経て撃ちだされた弾丸は一瞬にしてターゲットのコメカミに黒い穴を開けた。
男はそれを確認すると、群衆の悲鳴を背にその場から消えた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 吉尾ヤスハル 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]
◆因縁の対決◆
毛穴・黒ズミVSジェル


▲ページトップ