数百年前〜暗崎村では連続殺人事件があった
死体はまるで魂を食われたかのようにポッカリと胸に穴が空いていた
犯人は何と13才の少年だった
取り押さえようとしたがたちまち大人達は吸われるかのように胸が無くなり殺されてしまう
やむなく、少年は猟銃で射殺された
被害者の魂をまるで少年が抱えている様に感じた事から村の中心部に埋め大きな石を置いた
葉子は驚いた。目の前にカエルくらいの小さな黒い塊が浮かんだと思えば、
すぐに葉子と等身大の大きさまでに膨らんだのだ
『もっと…もっと。。』
『なっ何!?近づかないで』
後ろを見ると石の面に無数の顔が浮き出て何か囁いている
『くるしい〜…たすけて〜……たすけて〜。。』
葉子はぞっとした
腕は既に石から出た手に捕まれ、目の前には黒い魔物が近づいていた
『あっあ…』
葉子は気絶した…そして時間は経つ…幾日も幾日も。。
『おいっ大丈夫か?』
『なぜこの子だけなんだ』『わからないあの町の死者はこの子以外胸に穴が空いて奇妙な死体だった』
『いやウイルスについてだ。奇跡としか言いようが無い』
葉子はパッと起き上がり男の胸に手を当てた
…もっと…もっと…もおごぇったぅ