どーなってるんだろう?
沢渡えりかはアラタの彼女?
いずみ『アラタに電話します。』
沢渡『ちょっと!
仕事中なんだから電話なんかしないでよ。
これだから一般人は無神経で困るのよね!
うっとうしいからさっさと出てって!』
彼女はかなり感情的になっていた。
その時だった…
アラタ『出ていくのはお前だよ、えりか!
何で俺ん家の合い鍵持ってるんだよ!』
アラタは私の元へ駆け寄り、
アラタ『いずみ大丈夫か?』
いずみ『うん。大丈夫。』
アラタ『えりか、お前とはとっくに終わってるのに今更何しにきたんだよ!』
沢渡『終わってる?私は言ったはずよ。何も終わらないって。
この女は遊びでしょ?
私にはわかってる。アラタが私と別れるわけないもの。
あんなに愛し合ったんだから私は信じてる。』
アラタ『やめろっ!もう終わった事だ。
それ以上言わないでくれ。』
沢渡『そうね。
浮気相手に私たちが愛し合った話をしても意味ないわね。』
アラタ『勝手なこと言うなよ!
いずみは彼女だし、俺は結婚するつもりだから。
俺にはいずみしかいないっ!』
沢渡『何言ってるの?
この女に脅されてそんな事言ってるのね。』
アラタ『お前、ちょっとおかしいんじゃ…。』
沢渡『殺すわよ!
この私をここまでバカにする女は初めてだわ。』
アラタ『いずみに指一本でも触れてみろ…
俺はお前を殺す!』
沢渡『目を覚ましてよアラタ!
どうしてこの女をかばうの?
アラタおかしいよ…。私を見て!
私だけを見てよっ!』
えりかさんは、アラタを問い詰め必死に訴えている。
続く…。 13話No.2