,。・;+°万華鏡?゜+;・。,中編

ハチ  2006-06-18投稿
閲覧数[402] 良い投票[0] 悪い投票[0]

「ハチ!!」
朝ぁぃ仔が凄い顔で走ってきた。
「見た?あの紙!!」

『うん…』

あの紙不二先輩が国分先輩を好きだと書いてある紙…

国分先輩に聞いたら、誰かの悪戯だから気にするなって言われた。
「あれって本当なのかな?」

『…さぁ』

「さぁって…気にならないの?」

『どうせ誰かの悪戯でしょ?本当な訳ないじゃん。』

「だよね〜本当だったら気持悪いし。」
【気持悪い】本当ならそう思うのが妥当なのかな?
でも、ァタシにはそんな気持なかった。同情とかじゃなくて本心だった。

快晴。

授業を受ける気になれずに屋上に行くと、空が笑ってた。
不二先輩が心配だった。
でも、喋っちゃいけないって言われたから。声をかけることも、姿を探すことも出来ない。
「ハチ?」

『国分先輩…』

「入ってくるのが見えたから。どうしたの?」

『別に…どうもしてないですよ?』

「紙…信じてる人多いみたいだね。俺までなんか言われるよ。」

『国分先輩じゃ…ないんですよね?』

「当たり前じゃん!俺はあんな酷い事しない。」

『じゃあ、やっぱり誰かの悪戯ですかね?』

「そうに決まってる。それより教室に戻りなよ。授業はちゃんと受けなきゃ駄目だろ?」

『次からはちゃんと受けます。』

「それなら、OK★」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ハチ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
関東近辺のお葬式
至急対応も可能!!


▲ページトップ