私の恋愛日記 〜朝の会話〜

MISA  2008-11-19投稿
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翌日。

今日は会えるのか、話せるのか、楽しみにしていた。
その日の朝は、たまたま隆之亮と登校時間が被ってしまった。目の前からどんどんこっちに近づいて来た。目が合っちゃった。恥ずかしくて目をそらした。そしたら隆之亮から話しかけてきた。
「おはよう!美里!」
「あ、お、おはようございます!小早川先輩」
「隆之亮でいいよ!」
「いいんですか?」
「全然いいよ。」
「ありがとうございます。」
「おう!ぢゃあまたな」
わたしは頭を下げた。それより《美里》と呼ばれた事が嬉しくてたまらなかった。
そのまま一人舞い上がって教室に向かった。
そして教室に入った。自分の席はドアからかなり近い。前には成海が座っていた。
「美里!おはよう」
「おぉ!成海。おはよう」
「美里〜。今日自己紹介だよっ。やだ〜」
・・・忘れてた。かなり最悪だった。気分はすぐに落ちた。
「まぢ最悪だわぁ」
そして時間はどんどんと過ぎて行き、自己紹介の時間になってしまった。
そこまで緊張はしなかったが、だるかった。
そして自分の番が回ってきた。
前に立つと皆の目線がこちらに集まった。
でも自己紹介はすぐに終わってしまい、なんだか気持ちが楽になった。
それからは成海とずっと話していた。
帰り学活、佐原先生が話し始めた。
「えー。明日から部活の仮入部があるからね。」
〈仮入かあ。隆之亮は何に入ってるのかな。〉
そんな事を考えながら家に帰った。



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