スラム

やいち  2008-11-20投稿
閲覧数[986] 良い投票[0] 悪い投票[0]

中学の最後の大会。
俺の二つしかない得意技の一つをくらって負けた。地元じゃ有名で、この大会で全国にいけば推薦もくるはずだった…。
準決勝だった。結局、その時の相手は優勝して、全国ベスト4にまでなった。

推薦もこなくて勉強で高校にいった。幸い、頭は人並みよりはよかったから、地元じゃそこそこ有名な私学高校である本山高校に進学。

現在、高校二年の学生だ。高校になっても柔道は続けることにしたから、今もやってる。もちろん俺が負けたのも柔道の試合だ。

一応、念のため。
これは進学校を強くする俺たちの柔道の物語だ。

「キーンコーンカーンコーン………」

やっと授業が終わったか。いい加減、勉強かったるくなってきたな。

そんなことを考えながら廊下を歩き出していた。
「修二〜。部活行こうぜ〜」「悠かよ。」
これも忘れてたが、俺の名前は嘉谷修二(かたにしゅうじ)。そしてこいつは山下悠(やましたゆう)。またいつも通りの日々になるだろう。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 やいち 」さんの小説

もっと見る

スポーツの新着小説

もっと見る

[PR]
カレが離さない唇★
★人気の魅惑グロス


▲ページトップ