私は学校に着き、放課後を待った。
ふと親友が私の背中を叩き、話しかけてくる。
『ゆり〜怖い顔してどうした?智弘クンと喧嘩したかっ?どなの?どなの?』
私は今までにないほどの真剣な眼差しを親友へ向けた
『あみり!。何も言わずに私に協力してくれないかな!!!』
あみりは素早く口を両手で覆い、三度うなづいた。
『ありがとう。。いつも助かるよ。』
あみりは口を両手で覆いうなづいた。
『あの今日の放課後、平気かな??』
あみりは口を両手で覆い渋りながら、顔を横にふった。
『ごめん。今日なんか用事あった?』
あみりは口を両手で覆いうなづいた・・・
『あのさっあみり・・・・・・まさかだけど、最後まで黙ってるつもり??』
私は呆れた・・・
あみりは口を両手で覆い大ぉぉぉきくうなづいた・・・
『ハイハイ黙ってるの解除〜解除〜』
私は呪文を唱えた・・・
『だよね〜ゆり〜うちを死なす気かぁまじ疲れるんですけど〜!!!放課後は用事あるから!今から抜け出そうよ!』
こっちの方が疲れるし。。。
あみりが放課後用事があるということで、私の結果発表も2日しかない。時間がないのを感じた私達は、はじめて授業を無断で抜け出し、会議を始めた。
私は遂に親友に全てを話した・・・
男の事とその能力、殺人、紗耶香、そして私が噂の部室の前へ一度たどり着いたこと。
『あみり。私の見解だと、かりに天使と悪魔の契約があり、男は良いことをしたら必ず悪い事をする・・・。おそらくしなければならない。まぁ十中八九これだろう。』
あみりは目をうるうるし いきなり抱きついた!
『あんた探偵みたいだよ。感動よヨチヨチゆり可愛いねっさすがっ女優志望〜ヨッアネキ〜』
『抱きつくな!!!だれがアネキだ。きっちり聞け。』
あっ 私は呪文を唱えた
『あみりは黙って聴きなさい。』
あみりは慌てて口を両手でふさいだ。
アホだな・・・・・・
『まぁ。今から周辺の学校関係者に放火事件の詳しい人を探し、事件の日にちを割り出し、過去の記事を探す。そこであるキーワードが出れば全てが繋がる』