Determination 9

ハル  2008-11-21投稿
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学校行って、バイト行って、そんな繰り返しの毎日。あたりまえだった日常が今はない。俺は終わりない治療にただ耐えてる。不安しかない。でも、携帯小説を書くうちに、いろんな事を思い出してる。一緒に馬鹿やれた友達、いつも明るい仲いい家族。そして、大好きだった人。俺は幸せだった。いつ終わるかわからない命だけど、精一杯生きたい。生きる。

昨日、富田と葵がきた。
葵とはバイトが同じだったことから、仲良くなった。高2の冬に結衣に彼氏ができたって、富田と涼子っちに聞いて、俺は愕然とした。俺だけ前に進めないでいた。そんな時、葵に告られた。俺は、迷ったけど、明るくて楽しい葵なら、好きになれると思って付き合う事にした。
X'mas、家にきたいって言って、葵がきた。
飲みものを取りに行って、部屋に戻ってきたら、アルバムやプリクラを葵が見てた。
「彼女いるのに、他の女の写真なんかいらないよね?それともまだ好きなの?」
「…ごめん」
「葵、遥斗の事1年の時から好きだったんだよ。今カノは葵だよ。葵だけ見てくれなきゃやだよ」
結衣といた時に葵と同じ事思ってた。
泣いてる葵を見て、悲しかった。

「泣かないで。葵だけ想うから」



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