ただ 深く出来てしまった溝に、耐えきれなくなっただけで ふたりの存在を、否定しないで欲しかっただけで 別れを告げたのは、終わりにしたかったからではなく、否定して欲しかったから 大丈夫だと ふたりは、此れからも一緒だと その言葉が欲しかっただけ だけど、彼は、彼女の言葉を受け入れた そして、彼女の、心と身体に、後悔と傷だけが、静かに残った
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