ザ・ノンフィクション2

トマト  2008-11-21投稿
閲覧数[402] 良い投票[0] 悪い投票[0]

まずここまでの出来事を順に。
四年間付き合っていた。
婚約もして、指輪ももらっていた。
友人にも紹介。
二人の娘にも認められ。
そんな幸せな中、
さとるはカナコという婚約者がいながら、
入院先の看護師に手を出し、看護師には旦那も子供もいる事を知りながら、不倫の関係になった。
看護師が夜勤の日には毎日通い、病院の休憩所で二人は愛を育くんだ。
カナコは知るはずもなく、騙されていた。
8月、さとるはいつもの様に病院に行き、愛を育くんでいる所を医院長に目撃され、もちろん看護師はクビ。
医院長はさとるの職場に行き、上司に会い、全てを話した。
警察官刑事係長という役職を持ちながら、こんな事があるとは終わってると。
普通なら、そんな行動クビだ。最悪転勤だ。
でもどっちもなし。
警察暑全体で揉み消した。
何故なら、その看護師は婚約者と発表したからだ。なので問題はない。
そうゆう事だ。
警察ぐるみでそうゆう事していいのか?
カナコは一連の事をこの時はまだ知らない。
看護師は婚約者と発表され、さとるを手に入れ安心していた。
さとるも心に余裕ができたのか、次はカナコに尽くした。
娘を連れて旅行にも行き、カナコに尽くし切った。自分の中に後ろめたい気持ちもあったんだろう。カナコに二年後に結婚しようねと言った。
しつこく言った。
見ていて異常な位に。
カナコに尽くしている間、看護師はほったらかし。看護師も異変に気付くだろう。
さとるを問い詰め、カナコの連絡先を入手。
すぐカナコに電話を入れ、さとるの婚約者二人がぶつかる。
カナコはさとるに、結婚する気があるなら、今すぐ婚姻届を持って来いと言った。
さとるは承諾した。
何時間待っただろう。
さとるが来た。
婚姻届は持っていなかった。終始土下座のまま、涙を流しながら謝り続けた。刑事という仕事だけは奪わないでくれ。
ただそれだけ。
カナコに対する謝罪はないまま。カナコ、笑うしかなかったんだね。
どこまで自分勝手で都合がいんだと。
まずはさとるが1番失いたくない仕事警察を、カナコは真っ先にクビにする事を決めた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 トマト 」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ