星のない空

★澪羅★  2008-11-23投稿
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ない…ない。

ない…ない。

何度も君を欲しいと願った。
たとえそれが手の届かぬものと分かっていても。
小さい頃から眺めていた。
欲しくて、欲しくて…、何度も真っ暗な空に手を伸ばした。

でもやっぱり届かなくて。
いやなことがあると、
友ではなく君にうちあけたね。

大きな漆黒の空が、
キラキラと光る君が、
全てが輝いてみえた。

だから、
君が欲しかったんだ。

君がいない空なんか、
あたしの目には
くすんだ空にしか見えないの。


君はいつも、
空で輝いていて。

いつまでも。



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