ガチャ…―\r
屋上のドアを開けると甲斐が立っていた。
甲斐は屋上のフェンスに凭れ空を見ていた。
髪が風に揺れている。
その姿があまりに切なくて…声をかけにくくなる。。
その時甲斐と目が合った。
「なんだよ!!来てんなら言えよ(笑)」
『あ…ごめん…//』
暫く沈黙が続く…―\r
「俺さ…」
先に沈黙を破ったのは甲斐だった。
「俺さ…今さっきまで佳祐と話してんだ。で佳祐がお前に告白した事聞いた。」
『…』
「なんかさ…すっげぇムカついたんだ…佳祐の事が///それを佳祐に話したら恋だッムグッ」
『ちょっと待って!!』あたしは急いで甲斐の口を塞いだ。
『い,意味分からないよ〜////やだー!!』
その時腕を捕まれ,フェンスに押さえ付けられた。
「いいから最後まで聞け馬鹿!!」
そう言ってあたしの頬に両手をあてた。
「一回しか言わないカラよく聞けよ////」
『…』
真剣な甲斐の瞳カラ目が放せない…
「俺…涼子が好きだ…ずっと前カラ…でも気付かなくて。いや,気付かないふりしてた。。本当はずっと前カラ気付いてた…でも今の関係壊したくねーし…逃げてた」
『か…ぃ』
気付くとあたしの頬には涙が流れていた。
甲斐は涙をそっと拭うと優しく微笑んだ。
「涼子の事…世界で一番好きだ///」
あたしは…
『ぁ…たしなんかで良いの??ぅ…ふぇ…』
「お前は俺の事嫌いなのか??」
あたしは激しく首を横に振った。
『嫌い…なわけな…ぃよ…ずっと好きだったんだ…からぁ…ぅ…ふぇ…』
「俺だってなぁ,涼子でいいんぢゃねーカラ(笑)涼子が良いんだカラ(笑)」
『本当…??』
「嘘つくわけねーぢゃん(笑)…ずっと一緒にいよ///」
『うん!!』