☆愛おしい人☆

 2006-06-19投稿
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ガチャ…―\r
屋上のドアを開けると甲斐が立っていた。


甲斐は屋上のフェンスに凭れ空を見ていた。

髪が風に揺れている。

その姿があまりに切なくて…声をかけにくくなる。。

その時甲斐と目が合った。

「なんだよ!!来てんなら言えよ(笑)」

『あ…ごめん…//』

暫く沈黙が続く…―\r
「俺さ…」

先に沈黙を破ったのは甲斐だった。

「俺さ…今さっきまで佳祐と話してんだ。で佳祐がお前に告白した事聞いた。」
『…』
「なんかさ…すっげぇムカついたんだ…佳祐の事が///それを佳祐に話したら恋だッムグッ」

『ちょっと待って!!』あたしは急いで甲斐の口を塞いだ。

『い,意味分からないよ〜////やだー!!』

その時腕を捕まれ,フェンスに押さえ付けられた。

「いいから最後まで聞け馬鹿!!」
そう言ってあたしの頬に両手をあてた。

「一回しか言わないカラよく聞けよ////」

『…』

真剣な甲斐の瞳カラ目が放せない…


「俺…涼子が好きだ…ずっと前カラ…でも気付かなくて。いや,気付かないふりしてた。。本当はずっと前カラ気付いてた…でも今の関係壊したくねーし…逃げてた」

『か…ぃ』

気付くとあたしの頬には涙が流れていた。

甲斐は涙をそっと拭うと優しく微笑んだ。

「涼子の事…世界で一番好きだ///」


あたしは…

『ぁ…たしなんかで良いの??ぅ…ふぇ…』

「お前は俺の事嫌いなのか??」


あたしは激しく首を横に振った。

『嫌い…なわけな…ぃよ…ずっと好きだったんだ…からぁ…ぅ…ふぇ…』


「俺だってなぁ,涼子でいいんぢゃねーカラ(笑)涼子が良いんだカラ(笑)」

『本当…??』

「嘘つくわけねーぢゃん(笑)…ずっと一緒にいよ///」


『うん!!』




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