優風

夏夜  2006-06-19投稿
閲覧数[564] 良い投票[0] 悪い投票[0]

貴方の呼ぶ声が耳に響き、振り返る瞬間の事だった。蒸し暑い季節にはふさわしくない、爽やかな優しい風が吹いた。その時確かに貴方の声が聞こえた気がしたけど振り返るのをやめ、小さく微笑んだ。この優しい風はきっと貴方が吹かした微笑みかもしれない。 貴方がこの世から去って半年。悲しみの嵐で荒れ狂う私の心に吹いた優風。貴方の優しさを感じ温かい涙が溢れた。明日も笑顔で歩いて行けそうです。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 夏夜 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ